過去のことを話すのをやめる。
私はよく過去のことを口にする。
その内容はたいてい良くない思い出で思い出しても全然楽しくないし、聞いてる周りも「で?」という反応になってしまい大変雰囲気が悪くなります。
何のために過去の話をするのか
いったい何のために過去の話をするのかなと考えてみると、相手に同情されたいからかなと思いました。
ただ思い出したから話しているだけのつもりでも、話すということは相手に何かしらの反応を求めているわけです。
そこでどういう反応を期待しているのかと考えてみると「へ~大変だったんですねぇ」と言ってほしいなと思っている自分が見えてきました。
つまり私は大変だった過去の自分を「大変だったねぇ」と慰めたいのでしょうね。
自分で慰めましょう
過去の自分を慰めたいだけか!と気付いた時「自分を慰めたいのならば自分でやりなさいよ。」と思いました。
過去の話をして慰めてもらっても相手になにもメリットはないですし慰め役を押し付けるなんて迷惑な話です。
それに友人・知人に話を聞いてもらって表面上の「大変だったねぇ」なんて言う言葉をもらっても大した慰めにもならず、相手を変えてまた同じことの繰り返しになります。
もし他人を使って心底慰められたいのであれば、同じ経験をして心から共感しあえる相手でないと難しいと思います。
やはり自分の苦しみを最も理解できるのは自分自身。昔の自分は自分で慰めてあげましょう。
過去ばっかり気にするな
過去の出来事は今の自分を作る要素になっているかもしれません。けれど過去の出来事は今の自分に害を及ぼしません。
もうすでに終わったことだから考える必要なんてまるでないのですよね。それなのに傷ついた過去の自分を慰めたくて何度も思い出してしまうのですね。
過去の自分は自分自身でしっかりと慰め、これからのことを考えて生きたほうが楽しいような気がします。
それ、あなたのトラウマちゃんのせいかも? あなただけの簡単な言葉を唱えるだけで、”いまここ”で楽になる!
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