引き寄せてポジティブライフ

幸せになりたすぎて模索中

30代を境にして《父親像》が変わっているなぁと思った話

最近、会社の男性陣を見ていて《父親像》に大きな変化があるなぁと感じています。

たとえば私の父は60台で「家事育児は女の仕事」「誰に食わせてもらってると思ってるんだ」と言っちゃうタイプ。しかも笑っちゃうことに、医療関係者の母のほうが2倍近く給与は多かったんだけど、きっと育児休暇を取っている間の印象が強いのか、自分の母親が専業主婦だった影響なのでしょうね。

ざっくり私の感じていることを言うと、50代は家で家事をしていればいいという考え、40代はできれば働いてほしいという感じ。30代になってくると共働きが当然で、20代だと家事も育児も完全に同じくらいの割合でやるようになっているように思います。(ステレオタイプなのですべての男性がそうだと断定しているわけではありません)

 

ちょうど50代、60代の子供世代が今の20代で、共働きが浸透しつつあった時代に仕事・家事・育児を必死にやってきた私たちの母親世代の頑張りのおかげでいまの20代が私から見たら「めっちゃいい父親!」になっているのじゃないかと思うので本当にありがとうございますと思っています。

 

50代後半の男性に「女だしそんなに給料もらってないだろ?」と唐突に言われたことがあります。男性と同じ仕事してるのに「女だし」という理由で給料が少ない意味が私にはさっぱりわからないんですが、きっとその50代男性には「女は給料が安いもの」というのが常識なのでしょう。この男性以外でも私の周りの50代男性ってだいたいこういう感じです。

決して女性をバカにしているわけではなくて、彼らの中では「女は稼ぎが少ない」のが当然で、なのでまぁお金も多く出してくれるのが当たり前だったりするのでその辺はバランスが取れているのかなぁと。

 

割り勘論争って要は50代の価値観を30代に押し付けるから「なんでだよ」ってなってるだけで、今の20代~30代の女性たちは割り勘が普通。で、50歳前後の女性だとおごってもらうのが普通と考えている人も多いように感じます。

でね、この50歳前後っていうのがちょうど境目なのかなぁと思うんだけど、ぎりぎりお茶くみOLの最後の世代で、最初の話に戻るんだけど「女性だから給与が少ない」世代でもあるわけです。いわゆるバブル世代。ちょうど入り乱れてるのかな。

 

 ネット上では言葉でしか見えないから「家事はちゃんと手伝ってる」といっても、「テーブルの上を拭くだけ」で手伝ってるの人もいれば、「奥さんの仕事が忙しい時期だからすべての家事・育児はフレックスで自由が利く自分がやってます。」 の(それ手伝いレベルじゃないよね?)な人もいて、男性の家事・育児の割合についてはもう世代間のギャップが大きすぎるから、ちょっとした言葉尻で判断して叩いたりはよくないんじゃないかなと思いました。

 

ちなみにうちの父ですがいろいろあって今は家事すべてをやっています。人は変われば変わるものですね。最初から主夫してたらうちは機能不全家族にならなかったのにと思います。あーあ。笑