ポジティブになるって思ってたのと違った
私は「頑張ってるね!」と声をかけられると落ち込んで泣きながら眠りにつき、翌日から声をかけてくれた人を徹底的に避けて生きるような人間だった。
「頑張ってるね」は私にとって罵倒だったし「偉いね」も「すごいじゃん」も罵倒に感じる。そんなネガティブな人間でした。
ところが最近引き寄せの法則を色々試すうちにだんだん前向きな性格になってきたみたいで、「頑張ってるね」はただ「頑張ってるね」って言ってるだけで罵倒でもなんでもないことがわかりました。
お前何言ってんだって思うかもしれないんですけどネガティブな人間ってそんな感じです。
ポジティブ人間はテンションが高いと思ってた
ネガティブMAXだった時に想像していたポジティブな人間って常にいいことを探している人、いつもテンションが高い人というイメージですごく疲れそうだなぁと思っていました。
修造さんみたいなイメージです。
ポジティブになるワークに寝る前にいいことを5個書きましょうというものがあるんですが、これが結構難しい。頑張って思い出しても毎日いいことなんて何もないから全然出てこなくて大変ですぐにやめてしまいました。
だからポジティブな人はこの大変な「良かった探し」を常にしているんだと思っていて、めっちゃしんどそうだと思っていたんですよね。
私の中でポジティブな人っていうのはいつも全力で頑張っている人、というイメージだったんです。
良かったことを探さないといけないのはネガティブな証拠
で、実際にポジティブ人間の仲間入りし始めてわかったんですが、良かったこと探しをしている人たちはネガティブな人たちなんですね。
いつも前向きで明るい人に落ち込んだ時どうするか聞いてみたら「落ち込んでも何も解決しないからほっとく」と答えが返ってきて、多分これが正解。
嫌な気持ちになるものはほっとく、気にしない、すぐ忘れちゃう、スルーするのがポジティブな人間だってことがわかってきました。
嫌なことは覚えてても気分が悪いだけだからすぐ忘れるし、嫌な気持ちになることにも近付かないようにして生きていると何が起きるかっていうと、毎日いいことしか起こらなくなるわけです。
嫌なことがあっても夜には忘れてるから、毎日寝る前は「今日も楽しい1日だったな!」ってなるんですよね。
いいことしか起こらないのにわざわざ良かったこと探したりしないですよね。そういうことです。
ポジティブになると暇を持て余す
実際にポジティブになると悩みがなくなるので時間を持て余すようになりました。ポジティブになりかけの時は手持ち無沙汰すぎて悩みを作り出したりしていてすごく禁煙や断酒に似ていると思いました。
今ではすっかり慣れ、暇な時間は楽しい妄想タイムに当てています。
楽しいことを考えている時間が増えたのでいつも機嫌よくしているようになりました。
結論、ポジティブな人って特に何もしてない
ポジティブな人っていつもすごく頑張っているんだろうと思っていたのに、実際は普通にしてるだけで頑張ってないんですね。驚きました。
楽しかったことを考えるとか良かったことを探すとかするより、嫌なことから徹底的に逃げるのがポジティブへの近道です。
何かをしてるんじゃなくて、嫌な気持ちにならないように逃げてるだけなんで特に何を頑張るわけでもなく。
ポジティブになるのってすごくドラマチックなことかと思っていたけれど「なんだ普通にしてるだけなのか」とちょっと拍子抜けしてしまいました。
凹まずに生活するのってすごく楽だからみんなもやってみてね。